離婚調停のトンネルを抜けた後で 2 〜子供との「入籍」

前回に引き続き,離婚調停後の手続について説明していきます。

離婚届を役所に提出し,戸籍上も離婚が記載されて配偶者とは別の戸籍(ここでは旧姓に復氏し,新戸籍が作られたものとしてお話しします。詳しくは前回参照。)になっても,子供は^柄阿稜朸者の姓のまま,以前の配偶者の戸籍に入った状態です。

そこで,親権をとった妻の側としては,子供の氏を変更し,自分の戸籍に入籍させるための手続をとらねばなりません。


その第1段階が,子の氏の変更の許可審判申立です。

これは,裁判所に子の法定代理人として申し立てを行い,裁判所から子供の氏を変更する許可を得るというものです。

この手続は,申立書を用意したり,添付資料が必要であるなど幾分面倒な手続きではありますが,一般的には,離婚で親権を得て入籍することを理由とする氏の変更は認められることになります(経験的にもそうです。)ので,調停に比べれば負担感は少ないと思います。

なお,子供が15歳以上であるなどの状況があれば,子供の意思が重要ですので,手続の進め方には少し検討が必要です。

裁判所から,氏の変更の許可が出れば,次は戸籍の手続です。


第2段階は,子供の入籍届の提出です。

これは,裁判所から受け取った許可の審判を添付して,役所に対して行うことになります。

この手続きを取って初めて,子供は親権者である母親の戸籍に入籍し,同一戸籍に在籍できるということになります。

入籍,というと婚姻の場合の入籍が一般的かもしれませんが,離婚後の子供との関係でも入籍が必要ということです。


以上,離婚後の手続について,前回に引き続きご説明しました。

離婚調停後も,離婚調停ほどではありませんが複雑な手続きが存在しています。

その意味で,離婚後のフォローも重要な業務のひとつと考えています。



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